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正直に言います。ChatGPT Plusを契約するとき、「月20ドル(約3000円)か……」と2週間くらい迷いました。サブスクが増えることへの抵抗と、「無料版で十分じゃないか」という疑念が重なって、なかなか踏み切れなかった。
結局3ヶ月前に契約して、今では「もっと早く課金すればよかった」と思っています。ただ、全員にそう言い切れるかというとそうではなくて、使い方次第で価値が全然変わります。その実体験をそのまま書きます。
GPT-4oの使用感:無料版との差は本物か
無料版でも今はGPT-4oが使えますが、1日の使用量に制限があります。Plus加入で制限が大幅に緩和される(事実上「使いたいだけ使える」状態に近くなる)のが最初の変化です。
仕事でChatGPTを使う場面が増えてから、無料版では途中で「一時的に制限がかかっています」と止まることが頻発していました。集中して作業している最中に強制停止されるストレスは地味にきつい。Plusにしてからはそのストレスがなくなりました。これだけでも月3000円の価値があると感じた人間です。
GPT-4oのレスポンス速度も体感で速い。無料版で動いていたときと同じモデルのはずなのに、Plusだとサクサク返ってくる感覚があります(Plusユーザーが優先されるサーバーに繋がっているらしい)。
文章の精度については、「すごく長い文脈を保持しながら対話を続けられる」という点で差を感じます。1万字を超える資料を貼り付けて「この中から〇〇に関する部分を抜き出して」という作業をよくやるのですが、無料版では途中でコンテキストが怪しくなることがある。Plusではかなり長い会話でも精度を保ちやすい印象です。
仕事での活用法:実際にどう使っているか
僕の使い方で一番時間を削減できているのはメール・文書の下書きです。「こういう事情があって、相手に断りを入れたい、でも今後の関係を壊したくない」というざっくりした状況を入力すると、4〜5パターンの文案を出してくれる。そこから自分で手直しして送る。1通あたりの作業時間が体感で半分以下になりました。
会議メモの整理も助かっています。箇条書きで雑に書いた議事録を渡して「アクションアイテムを抽出して担当者と期日付きの表にして」と指示すると、数秒で整理されて返ってくる。以前は30分かかっていた作業です。
Pythonやスプレッドシートの数式で詰まったときも使います。「このエラーはなぜ出るか」「この処理をするコードを書いて」という問いに対して、解説付きで答えてくれる。プログラミングの専門家に相談しているような感覚で、24時間使えるのが強い。
画像生成(DALL·E 3):思ったより使う
Plusに含まれているDALL·E 3の画像生成、契約前は「どうせ使わないな」と思っていたんですが、意外と使う場面が出てきました。
ブログのアイキャッチ画像、プレゼン資料のイラスト、SNS用の画像。著作権フリーの素材を探してダウンロードして……という作業が要らなくなりました。「縦長の日本語ブログのサムネ、シンプルでミニマルなスタイル、背景は白、中央に大きな本のイラスト」みたいに指示すると数十秒で画像が出てきます。
クオリティは完璧とは言えないし、テキストが入る指示をすると文字が崩れることもある。でも「それなりの素材」を素早く作るには十分です。
Code Interpreter(データ分析):これが一番驚いた
Plusで使えるCode Interpreter(Advanced Data Analysis)は正直一番驚いた機能です。
CSVファイルをアップロードして「この売上データを月別に集計してグラフを作って」と指示すると、Pythonコードを自動生成して実行して、グラフを出力してくれます。コードが書けなくても、Excelの操作が苦手でも、データ分析ができる。
試しに半年分の家計データをアップロードして「月別支出の傾向を分析して、無駄遣いが多そうなカテゴリを指摘して」という指示を出したことがあります。棒グラフ付きで、「外食費が他月より7月に集中しており、金額は平均より40%高い」みたいな分析が返ってきました。コンサルタントが出してくれるような資料が無料で(いや月3000円で)できた感覚でした。
月20ドルの価値があるか:正直な評価
3ヶ月使っての結論は「僕には価値がある」です。ただ万人向けではない。
価値がある人:
- 文書作成・メール業務が多い人(週10通以上書く人)
- データ分析を定期的にする人
- プログラミングを業務で使う・学んでいる人
- コンテンツ制作(ブログ・SNS・資料)をしている人
- 無料版の制限に毎日引っかかっている人
価値が感じにくい人:
- 週に数回しかChatGPTを使わない人
- 使い方が「ちょっと調べもの」程度の人
- AIツールへの慣れがまだない人(無料版で試してから判断すべき)
月3000円という金額を「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、結局どれだけ実際に使うかで決まります。使い方が変わらないなら無料版で十分。仕事のど真ん中にChatGPTを組み込もうとしているなら、Plusは間違いなく投資対効果が高いツールです。
迷っているなら1ヶ月だけ課金してみることをおすすめします。「元が取れたかどうか」は使った時間ではなく、「使ったことで何時間の仕事が短縮されたか」で測れば、答えが見えやすいはずです。
